今日のNHKニュースでも特集していました。
うちは予防接種が出来る年齢、月齢になったら、出来る限り早く接種しています。
3歳の娘は、1,2,3歳の誕生日全て小児科に行って予防接種を受けていますし、7ヶ月の息子は、0歳でできる予防接種を全て完了しています。
産まれてきてくれた命を恐ろしい病気から守ってあげることが、何よりの誕生日プレゼントになると思っているからです。
なぜ予防接種を躊躇ってしまうのか
この躊躇う気持ち、とてもよくわかります。
予防接種が始まる生後2ヶ月、まだまだ本当にちっちゃい赤ちゃんなんですよね。
「こんなちっちゃいのに、針刺すの?」
「ワクチンとか入れて大丈夫?」
私もすごく不安になりました。
ここで昔だったら小児科でお医者さんにいろいろ聞いてみるところだと思うんですが、今はインターネットがあります。
これが曲者です。
検索結果には【確証バイアス】というものがかかります。
確証バイアス(かくしょうバイアス、英: confirmation bias)とは、認知心理学や社会心理学における用語で、仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと[1]。wikipedia
要は「ワクチン危険」と思って検索すると、ワクチンの危険性を謳う情報ばかりが目に入ってくるけれども、「ワクチン必要」と思って検索すると、ワクチンの必要性を説く情報が集まってくる、ということです。
※最近はワクチン忌避による感染症流行が問題になっていますので、Googleで「ワクチン 危険性」や「ワクチン リスク」で検索しても、反ワクチンのサイトはあまり引っ掛かってこなくなっているみたいです。
正しい情報を得るには?
NHKでも言われていましたが、対策としては情報を得たら下記を確認します。
- 複数の専門家が関わって出している情報か?
- 根拠があるのか?
これってワクチンのことに限らず、ネットから情報を得るときの必須項目ですね。
次のことも言われていました。
- 個人の体験談
- “○○は絶対危険”
これを鵜呑みにするのは危険です。
特に「絶対」というのは化学分野においては使わないワードNo.1です。
結局どうしたらいいの?
ネットの情報は根拠を追及、と言いますが、正直面倒ですよね。
一番手っ取り早いのは、お医者さんに直接聞くことです。
最近の小児科はWebページを持っていることも多いです。
医師紹介を見ると専門が書いてありますので、感染症を専門にしているお医者さんにいって、納得いくまで質問してみれば良いと思います。
専門は専門家に聞きましょう。
直接聞くの嫌だなー、と思うのもわかります。
でも子どもの健康、命に関することですから、ここは頑張りたいところです。
私が行った小児科は、先生が親に厳しいことで有名なところでした。
厳しい雰囲気でちょっと質問しづらかったのですが、聞いてみると懇切丁寧に納得いくまで説明してくださいました。
逆にそこの説明をおざなりにする医者は、やめた方が良いです。
結論
誰だかわからない人が書いているネットの記事より、小児科に行って専門家に聞きましょう。
もちろん個人で病気にかからなくなることも素晴らしい効果ですが、みんながワクチンを接種するようになり、その病気にかかる人がいなくなれば、病気の根絶も夢ではありません。
実際に天然痘ウイルスはワクチンによって、地球上から根絶されました。
予防衛生協会によれば、次はポリオと麻疹の根絶を目指しているそうです。
一人でも多くの人が必要なワクチンを接種してくれますように。
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