世の中には星の数ほど絵本があります。
いざ子どもに読み聞かせをしようと思ったときに、どうやって選んだら良いか迷う方も多いと思います。
そこで、一例として私の本の選び方をまとめてみました。
1,奥付けを見る
よく言われる方法ですが、割りと確実です。
初版発行から20年以上経っていたり、50版以上も版を重ねている絵本は、まず間違いないと思います。
もちろん新しい絵本にも素晴らしいものはありますが、あまりよくない本もあり、玉石混淆です。
古い絵本は過ぎた年月の中で、いまいちな絵本は淘汰され、良い本が生き残っている可能性が高いです。
2.自分や知り合いが好きだった本
良い本て、自分の印象にも残っているものだと思います。
「小さい頃何度も読んだなー」
「面白かったなー」
という絵本があれば、ぜひぜひまたお子さんと楽しんでください。
パートナーや友人に聞いてみても良いですね!
子どもの頃好きだった絵本が本屋で見つかるようなら、必然的に20~30年生き残っているということなので、上記の条件もクリアしていますね。
3.難しすぎないか
子どもって思ったよりストーリーわかっていません(笑)
絵本を読むとき、子どもに感想を聞いたり内容を確認するのはNGです。
>>「読み聞かせのときに気を付けるべき3つのこと」
でも、ときどき子どもから「○○ってどういうこと?」と聞かれ、
「そこわかってないと、この本全部わかってないじゃん!?」
みたいなことがあります。
難しいものを先取りさせたい親心もとてもよくわかりますが、子どもにとって難しい本は退屈です。
そこで「絵本=退屈=嫌い」になってしまってはもったいないので、子どもが退屈そうなそぶりを見せたら、もうちょっと易しい絵本に替えましょう。
逆に少し難しいかな、と思っても、最後まで集中して聞けていたり、子どもの方から何度も読みたがったりする本は、どんどん読んであげてください。
目安として、1歳過ぎるまでは一ページずつ完結するもの。
例
「じゃあじゃあびりびり」
「くだもの」
「だるまさんが」
2歳くらいまでは、あんまりドラマチックなことは起きない、赤ちゃんの日常の中で理解できるもの。
例
「しろくまちゃんのほっとけーき」
「ゆきのひのうさこちゃん」
「ちいさな ねこ」
3歳近くなってくると、日常ではちょっとあり得ないことも楽しめるようになってきます。
例
「おおきなかぶ」
「ぐりとぐら」
「くまのこミンのおはなばたけ」
もちろん個人差の激しい部分ですから、本に記載されている『何歳から』の表記は参考程度にして、子どもが楽しめる難易度の本を選んであげてください。
子どもの好みもありますので、図書館で借りて読んでみて、良さそうな本を買うのが、効率がいいと思います。
買った本に子どもが全然食いつかなくても、すぐ手放さないで、少しおいてみてください。
数ヵ月後に読んだら、すごくお気に入りの絵本になった、なんてこともあります。
楽しい読み聞かせライフの助けになりますように。
絵本の読み方、選び方など、絵本全般についてはこちらからどうぞ。
>>絵本について(まとめページ)
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