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3歳娘とのしりとり-ルールとツール-



しりとり列車

がたーんごとーん

がたーんごとーん

今日の荷物は

なっにかなー?


『おかあさんといっしょ』のしりとり列車の影響もあり、しりとり大好きな我が家の娘。

一緒にやろー?と言われてやってみるものの、幼児とのしりとり難しい。

そこで、同じように困っている方のために、我が家のしりとりルールと使っている便利ツールをまとめてみました。


しりとりの利点


待ち時間を手ぶらで過ごせる


これ!大きいです。
おもちゃや絵本を忘れた!とか、ちょっとここじゃ出せない…なんて時に、しりとりができると、あら素敵。
手ぶらなのに、あっという間に時間が過ぎていくわー!


語彙力が上がる


いろんな言葉を知らないと繋がりませんので、自然と語彙が増えます。
不自然な語彙も増えます(笑)
娘は「新幹線」を言いたいがために「新幹線総合指令所」「新幹線総合車両センター」を覚えました。




幼児とのしりとり、なぜ難しい?


それは、相手の語彙が圧倒的に少ないからです。

普通のしりとりは、勝つために同じ音で攻めたり、同じジャンルの言葉ばかり挙げることで相手の思考を制限したり、相手が詰まったら急かしたりします。(あれ?しない?)

子どもとのしりとりは、全く逆のスキルが要求されます。

つまり、子どもの語彙を考えて何を言えるかを予想し、自分が最後になんの音で終わるかを考えます。
さらに子どもの知らない単語は、なるべく使わないようにする必要があります。

なぜ子どもの知らない言葉を使わないのか


しりとりの利点の1つに語彙が増えることを挙げました。
それなら子どもの知らない言葉をガンガン使った方が語彙は増えるのでは?と思いますよね。

私も最初はそう思って、娘の知らない単語も使いました。
「それなあに?」って聞かれたら、説明もしました。
すると、何が起きたでしょう。

娘が言葉を創作するようになりました(笑)

「それなあに?」って聞くと、でっち上げた意味まで説明してくれます。
それはそれで、すごいことだと思いました。そこまで頭が回るようになったか、と感動もしました。

しかしそれを許容してしまうと、新しい言葉を覚えようとする意欲を失ってしまいます。他の人としりとりもできなくなります。

なので、この方法は日常で使う語彙をだいたい身につけた小学生くらいになってからの方が良いと思います。

我が家のしりとりルール



  1. 参加者全員がわかる言葉で。
  2. 固有名詞も参加者全員がわかれば可。
  3. 大人は名詞のみ。子どもは動詞や形容詞も可。
  4. 文章は不可。
  5. 子どもは詰まったらツールを使える。
  6. 家の外の場合は大人からヒントをもらえる。
  7. 大人が詰まったら負け。
  8. 「ん」がついたら大人も子どもも負け。


解説


つまり、大人からは新しい言葉は教えません。
大人はルール1に則り、子どもも知っている言葉だけを使います。
子どもは後述するツールを使って、新しい言葉を増やしていきます。

ルール2は全員が知っていればなんでもありです。
保育園の先生やお友だちも出てきます。
「その子知らないよ?」というと、「こういう子!一緒に○○で遊んだ。」と、今まで話してくれなかった保育園エピソードが聞けて一石二鳥(笑)

ルール4は、娘が謎の擬音語を造り出すので楽しいんですが、よそでしりとりすることを考えて不可にしました。
「す」で「すたすた歩く」
「び」で「ビューんと歩く」
「た」で「たったらたーと歩く」
「ず」で「ずんちゃずんちゃと歩く」
ぜーんぶ「歩く」に繋げるのはなんでなんだろう(笑)

ルール5のツールは、下記の中から子どもが気分で選んできます。
まだ50音の順番を把握していないので、一緒に読んで調べます。
説明を読んでみて、わかった言葉を使います。

ルール6の外でヒントから言葉を連想させるのも、クイズみたいで面白いですよ。
続けていれば、名前がわからないものの特徴を説明するやり方を学んでくれたら良いな、と思っています。(希望的観測)

我が家のしりとり便利ツール


  • 賢い子を育てることばのえじてん
  • 図鑑各種
  • こっきのえほん(完全版)


絵辞典


子どもが日常で使う語彙を、イラストで説明してあります。
50音順になっているので、調べやすいです。

欠点は動詞や形容詞も入っていること。
今はオーケーにしていますが、もう少し大きくなったら名詞オンリーに制限しようと思っています。
思い付いた形容詞を名詞に変換できるように誘導していくつもりです。
例:「重い 」→「重さ」




図鑑


だいたい後ろに索引がついていますので、しりとりに使えます。
しかし、増える知識はだいたいマニアックな知識です(笑)
『参加者全員がわかる言葉』じゃないといけないので、索引を見るだけではなく、ちゃんと解説ページも一緒に読みます。
欠点は重いことかな。



こっきのえほん


50音順にならんでいるので使えます。
地球儀と併用すれば、場所も覚えられて一石二鳥です。


ツールは家にいるとき限定ですが、家でツールを使っていると、外での『頼るものがない』しりとりがスリリングで、より楽しいようです。
まあ、ヒントは出すんですけど。


絵辞典の「ん」で終わらない言葉はだいたい網羅したので、そろそろ小学生用の国語辞典を買ってもいいかな、と思っています。
平仮名は全部読めるので、片仮名がもう少し読めるようになったら買おうと思います。


保育園で獲得してきた言葉もガンガン出てくるので、毎回新鮮な驚きがあります。
ツールもヒントも使わなくても楽しめる日も近いかな。


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